FCASのクラウド戦闘システムには機体よりも価値がある:仏空軍参謀長が強調

FCASのクラウド戦闘システムには機体よりも価値がある:仏空軍参謀長が強調

パリ発 ─ 将来戦闘航空システム(FCAS)の全要素を結びつけるために設計されているクラウド戦闘システムは、計画の中で難航している次世代戦闘機(NGF)要素よりも重要である、とJérôme Bellanger仏航空宇宙軍参謀総長は主張しています。

この発言の背景には、エアバスとダッソーが仏独西共同プロジェクトのNGF部門の進め方をめぐって激しく対立している事情があります。フランスのダッソーがNGFプロジェクトを主導していますが、自社の意思決定に対して過剰な干渉をしているとエアバスは主張しています。ダッソーは事実上、フランス産業界の利益を代表しており、エアバスはドイツとスペインの利益を代弁する立場です。双方とも、この注目度の高いプロジェクトにおける自国の取り分を確保したい考えでしょう。

ドイツもまた、戦闘機の開発を2系統に分ける方向性を提唱し始める一方で、FCASのクラウド戦闘システム部分は継続させたいという意向を示しています。つまり、フランスが核戦力および艦載運用のニーズに対応し、ドイツはまだ具体的に定義されていない別のアプローチを追求するという構想です。

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