中南米
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中南米における航空会社の経営には、常に困難が付きまとってきた。高い税金や費用、厳しい法規制、インフラの不備などが、各国で発生する政治的・経済的な激動とともに、この地域の常識になっているからだ。
それにも関わらず、この地域でも航空分野の成功例がある。それは統合によって生まれたフラッグシップキャリア(特にLATAM社)で、欧米の航空会社(LATAM社は資金力のあるデルタ航空)と提携することで、LCCやULCC(超低価格航空会社)が数多く生まれ、以前はバス会社が独占していたマーケットへの進出を遂げた。パナマを拠点とするコパ航空は、航空事業に協力的な政府の支援を受けた中南米の航空会社が、どのように発展するかを示す基準となる存在として、長い間注目されてきた。
しかし、コロナ危機の影響により、その全てが崩壊してしまった。
以上は、Karen WalkerがAir Transport Worldに書いた記事の簡略版です。 記事全文はこちら。